紅葉狩り
今日は雑記。
京都でも有名な場所の一つ。
とっても広い境内に、色とりどりの木々が葉っぱをこれでもかと広げている。
まずお寺に至るまでの道が良くて。
道の右手側に、赤く色付いた木がまばらに並んでいる。木の根元に目を向けると、美しいこけが一面に広がっている。
進むにつれ、だんだん遠くに、お寺の門が見えてくる。
今度は少し上に目線を上げると、お寺を後ろから支えるように、おおきな山がどーんとそびえている。
楽しみでそわそわムズムズしながら進んでいくと、いよいよ、南禅寺と大きく書いた門に到着。
門の左手にはバスの大きな駐車場、門をくぐって右手にはタクシーの折返し場所がある。このごちゃごちゃした感じさえ、日本的で微笑ましいと感じられる。
今年は、チビちゃんをベビーカーで押しながらの参拝だ。
昨年ここに来たときは、まだ嫁さんのお腹の中にいたのに。今や興味しんしんで、色々と見回している。
思い返せば、付き合い始めた10年前くらいにも、デートで来ていた。
結婚なんて想像もできなかった頃。
今はもう3人であることに、改めて、じんわりと幸せを感じる。
周りを見れば、10年前と変わらないであろう景色。
同じ景色に、別の時間が重なって、何とも言えない暖かさに包まれる。
去年はお腹の中にいたんやで、覚えてる?とか言いながら歩く。
いつの間にか、南禅寺が一つの帰る場所になっている。
素晴らしい紅葉、澄んだ空気、適度なガヤガヤ感まで、色々なものがまじり合いながら、記憶に染み込んでいく。
そうか、自分の親もこうやって、色んなところに連れて行ってくれて、色んな記憶を積み重ねてくれたのか、と気付く。
南禅寺は、いろいろな人の記憶を受け止めて、長い間ここにいてくれているのだ。
来年、再来年もまた来ような。
いつか大きくなっても、みんなでやってきて、いろんな思い出をこの場所に重ねていけたら、ほんとうに嬉しい。
生まれてきてくれて、ありがとう。
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