入門「統計」のお部屋

わかりやすく「統計」についてお話します。

令和時代の生きがいと年収

はじめに

 

新年あけましておめでとうございます!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 2020年の元旦は、

  • 京都の平安神宮へ初詣した後、
  • 家族でゆっくり過ごしながら、
  • 妻と今後の計画を話しながら具体化する

という一日でした。

 

 さて、今日の記事として取り上げようとしたのは、今、盛り上がりに盛り上がっているゴーンさん。

 そのゴーンさんの役員報酬(できれば、それ以外も含む手取り合計)から、ヒストグラムの話でもしようかと思って色々と調べていました。

 しかし、その過程であれ?という人の名前が目に留まってしまい。

 背景を調べていくととても胸アツでしたので、この記事を読んでくださる皆様の今年、そして今後3年、更には10年間のキャリアを考えるいい機会になればと思い、シェアさせて頂きます。

日本の役員報酬ランキング

 ソースはこちらのサイト*1

 

 記事は2019年の9月3日。当然、ゴーンさんレバノン行きよりだいぶ前。

 色々と細かいことはあるけど、ざっくり2018年の報酬ランキング。

 

 読みながらの感想を再現すると、

  • そうかそうか、やっぱりソフトバンクがトップなのね、
  • 次はセブン&アイか。
  • そして日本人を挟んで、あれ、この人すごいな、、ここに名前を出しているのも含め。
  • そして4位はソフトバンクグループね。そうみると8位9位もソフトバンクG、さらに11位と18位も。さすがやなー。
  • ちょっとランキングを戻って、報酬が減ったとはいえゴーンさんは6位の16.5億円ね。端数の5千万円でも凄い給料。。
  • このランキングトップ100をヒストグラムにはできるけど、トップをヒストグラムにするのは、統計的には意味が全くないよな、、
  • あれ、、、?メルカリが42位、4.7億円も支払っている!?

ということで、メルカリについて調べてみるととても興味深く、今回はメルカリの話をすることに相成りました。

 

メルカリさんが年間4億円以上を払っている人の正体

 ご存知の方も多いと思うけど、メルカリ自体はフリマアプリの会社。

 あちこちで広告をバンバン売ってるし、日本で数少ないユニコーンとしてもフィーチャされ続けている。

 

 その会社で、これだけの高収入(特に日本人的にはやばい額)をもらっているラーゲリンさん。

 個人的に全く存じ上げませんでしたが、調べてみるとこんな記事が。

forbesjapan.com

 

 ぜひ、みなさん読んで頂きたい。

 経歴を引用させて頂くと

ジョン・ラーゲリン執行役員CBO。グーグルでAndroidグローバルパートナーシップディレクターなどの重要なポジションを7年間にわたり務めた後、2014年にフェイスブック社のVPに就任。数多くの分野における事業提携業務を統括。17年6月、執行役員CBOとしてメルカリに参画。現在は米国子会社のCEOも務めている。

ということで、今をときめくグーグル→フェイスブックという経歴。

日本人以上にうまい外国人

 しかし、日本語が日本人以上にうまいらしい。なぜなら、記事によれば、日本の大学(東大大学院)を経て、東京・歌舞伎町の「ドコモショップ新宿東口店」で働いていたからとのこと。

 トップページの写真にある「ザ☆外国人」みたいな人がドコモショップにいたら逆に話しかけられないとは思いますが、、

 ともあれ、そういうキャリアのスタートからあれよあれよと駆け上がり、最後は飛行機の中でメルカリに転職する話をつけたという。

活用できるとしたら

 まぁこの記事を読んでくれているのはほぼ日本生まれ日本育ちの、国籍も日本人だとして。

 とはいえ、この記事には示唆がたくさん。

 一つは「人との出会い」。そして「どんな人からでも学ぶこと」。

 

 うん、当たり前のようでやっぱりできていない。

 

 うん、新年に背筋を伸ばすにはとても良い学び。

 

 本年も色々と活動していきますし、お金を指標にもしないようにはしますが、そうやって人間として仕事をしていく中で、人との繋がりで駆け上がっていく方もおられる。

 

 最後はかのザッカーバーグからフェイスブックに「いいね」が付いたという内容で記事がしめられている。

 

 日本は凄い。

 世界も凄い。

 国境が溶ける時代に、どのように行きていくか。 

 

「国境」が溶けた後に溶ける「時間」

レイヤー化する世界 テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書)

レイヤー化する世界 テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書)

  • 作者:佐々木 俊尚
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2013/06/05
  • メディア: 新書
 

  おぉ、私の思考の軸になっている本を検索してみたらこの年末年始用に買った本と同じ著者だった、、

 それはこちら。 

時間とテクノロジー

時間とテクノロジー

  • 作者:佐々木俊尚
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 空間が溶けた後は、時間が溶けるということか。

 

 瞑想をしていると、そんな感じになることもある。

 同じ現象なのか違う現象なのか。

 

終わりに

  年始一発目、とても抽象度の高い話に終始してしまった。

 当初はゴーンさんの年収について統計的にまとめようとしていたのに。。笑

 まぁ年始ということで高い視線から見下ろしてみたということで。

 終わりにまとめるとしたら「年収を追わないことで年収が得られる」こともあるということか。

 結局、「収入を持ってくるのは人」なのかもしれない。

 この記事でメインにしたジョン氏も、アメリカで有力者を引っ張りまくってるみたいですし。

 スキルを身に着けつつ、人とのつながりも広げて深めて。

 当たり前のことを当たり前に続けていくことが、生きがいを深めて、その余剰として年収も得られるということを感じた一日でした。

最後に、そもそもの話

 例えばなにか気になるニュースがあった場合に、

  • そのニュースが本当なのか?
  • 違った見方ができないか?
  • 危ないとしたらどのくらい危ないのか?

といったことを、データを使ってサッと確認できると便利。

 データで確認なんて毎回やっていられない!と感じられるかもしれませんが、慣れてくると、ちょっと見ただけで「違和感」を感じ取れるようになります。

「違和感」のあるお話は、眉につばをつけて読んで(聞いて)、必要に応じて自分で確認するというサイクル。

 もちろん仕事でも役立ちます。「データをロジカルに分析して定量的に結論を出すというスキル」があれば、

  • 給料やボーナスが増える
  • 圧倒的短時間で成果が出る
  • みんなから一目置かれ、頼りにされる

など、メリットしかありません。

 このブログでは、こういった統計的なお話をドンドンしていきたいと思いますのでぜひお読み頂けますと幸いです。

 知りたいことがもしあれば、ここのコメントに記載頂いてもいいですし、下のアドレスからメールにてご質問頂いてもご回答させて頂きますので良かったらぜひ。今ならキャンペーンでプレゼントもご用意しています。

 

キンドル本と動画セミナープレゼント

メルマガではブログでは非公開の情報を公開中です。更に知りたい場合は登録してください。

詳しくはこちら

f:id:kohei327:20191002002342j:plain

キンドルで発売中のこちらの本もプレゼント中!