【統計ニュース解説】小泉進次郎大臣も取るという育休、取得率は増えてるの?
はじめに
本日は、この動画が飛び込んできた。
このせやろがいおにいさん、相変わらず勢いがあるし、思わず最後まで見てしまう!
最初に見たのは東京オリンピックやったかな。
この動画では、主に夫側の育休取得の必要性について。
私自身も子供が1歳になったところですので色々と感じるところがありました。
育休界隈は様々な議論が飛び交っていますが、今回はまず定量的に(=数字で)そもそも育休どのくらい取っているの?について調べてみました。
育休の取得率を調べてみた
ソースはこちら。
まずは育休の取得率をグラフにしてみる。横軸は年で、縦軸が取得率。
女性はこんな感じ。
なんと平成8年(1996年)にはまだ50%やったのか。。
そして平姓20年(2008年)をピークに8割強で推移。
リーマンショックの影響でそれ以上伸びなかったのか、、、?
現在でも2割弱の方が育休を取らずに職場復帰されているということに驚き。
妻の産後の回復具合を見ると半年以内で戻るというのは体力的に非常にこんなんだと感じた。
時間を問わない授乳、それにともなう体力。
そこを一緒に頑張る男性の育休取得率はコチラ。
おぉ、確かに増えている。平成23年(2011年)、最も増え、そこから一旦減ったものの足元まで増加している。
個人的な話を2つほど。
私としては5日だけ取得した。
妻の大変さを多少感じるくらいだったけど、だからこそ、取って良かったと感じている。
次に、ほぼ同じ時期に第一子が生まれた私のいとこは、会社の方針で、なんと半年間の育休を取得した!
私の比じゃないほど子供との濃密な時間を過ごせたのでしょう。
人生においてかけがえのない時間。
給料が減るのは上司の問題ではなく
育休をとるとボーナスが減るとかなんとか言われているけど、その部署を統括する課長レベルだとそう設定しちゃうのは仕方ない。
日々目に入る場所で頑張ってくれてる部下の査定を下げ、会社に来ていない部下の評価を上げるのは人情的に難しい。
よって、会社として制度を明文化した上で、それに応える/応えないで課長の評価を上げ下げするくらいドラスティックにしないと、上からの声だけで実行的な内容にするのはやっぱり難しい。
よって、ここを読んでいる女性は、本当に何も気にせず、のんびり過ごすのがいいかと思います。
やっぱり出産~育児は貴重で最高。
そして、ここを読んでいる男性も、最低限お風呂は毎日入れよう。
尊敬してる先輩(子供が2人、上が高校生下が中学生に今日、
「毎日19時には会社を出て、娘を風呂にいれている」
と言ってみたら、
「私は毎日17時には出るようにしていたけど?」
と逆ブーメランを食らった!笑
まとめ
育休の取得率を定量的(=数字で)評価したら
・男性のうち15%の人が育休を取っていない
・女性のうち20%弱の人が育休を取っていない
ということで育休取れそうな方はガッツリ楽しくいきましょう!
最後に、そもそもの話
例えばなにか気になるニュースがあった場合に、
- そのニュースが本当なのか?
- 違った見方ができないか?
- 危ないとしたらどのくらい危ないのか?
といったことを、データを使ってサッと確認できると便利。
データで確認なんて毎回やっていられない!と感じられるかもしれませんが、慣れてくると、ちょっと見ただけで「違和感」を感じ取れるようになります。
「違和感」のあるお話は、眉につばをつけて読んで(聞いて)、必要に応じて自分で確認するというサイクル。
もちろん仕事でも役立ちます。「データをロジカルに分析して定量的に結論を出すというスキル」があれば、
- 給料やボーナスが増える
- 圧倒的短時間で成果が出る
- みんなから一目置かれ、頼りにされる
など、メリットしかありません。
このブログでは、こういった統計的なお話をドンドンしていきたいと思いますのでぜひお読み頂けますと幸いです。
知りたいことがもしあれば、ここのコメントに記載頂いてもいいですし、下のアドレスからメールにてご質問頂いてもご回答させて頂きますので良かったらぜひ。今ならキャンペーンでプレゼントもご用意しています。
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