【令和】サラリーマンが自律的に働く意味
ドローンのお話は次回にして、
今回はサラリーマン、その中でもエンジニアが
自律的に働く意味を考えてみようと思う。
まず自律的とは。
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①他からの支配や助力を受けず、 自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること。
「学問の—性」
②
[哲]
〔ドイツ Autonomie〕
カント倫理学の中心概念。 自己の欲望や他者の命令に依存せず、 自らの意志で客観的な道徳法則を立ててこれに従うこと。
▷↔他律
〔同音語の 「自立」 は他の助けや支配なしに一人で物事を行うことであるが、 それに対して 「自律」 は自分の立てた規律に従って自らの行いを規制することをいう〕
出典: 大辞林第三版
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最後の他律との比較にあるように、
自分で決めて決めたことをちゃんとやること、を
ここで自律的という言葉の意味とします。
ということで最初のお題を噛み砕くと
サラリーマン、その中でもエンジニアが
自分で決めてそれをちゃんとやる働き方をする意味、
ということになります。
少しわかりやすくなりましたか?
さて、そもそも何でこういうことを考えているのか、について。
私もいわゆるサラリーマンエンジニアですが
たまたま社外の人とお話させて頂くことも多い。
エンジニアの方はもちろん、
中小企業の社長さんや
個人でビジネスをされている方まで。
その中で、よく言われていることですが
サラリーマンの人で元気もりもり!
という方は多くない。
海外、特にアジアに行くと街にいる人が元気ですし楽しそう。
まぁ隣の芝は青いのかもしれませんが、、、。
ただ、社長さんや個人ビジネスの人に比べて
元気が少ないサラリーマンは多い。
それはなぜ?と考え出したのがきっかけ。
そしてその答えは、最初に書いた「自律的」ということに落ち着いています。
自分で決めて自分でやると、責任は重い。
決めたことの判断が100%正しいなんてことは無い。
できるかどうかなんてやってみるまで本当には分からない。
でも、というか、そうか。
普通に会社で上から無理難題を言われてそれを何とか頑張ることで毎日を回している方々。
先に行っておくとその人たちのお蔭でここまでの日本の発展はあると思っている。
本当に、感謝している。
ただ、これからを考えると社会に対しても、
いや、むしろ働く本人にとって、
そういう働き方はリスクがあるとみている。
ただ一生懸命回していると、そういうところまで
気は回らない。
結果同じ日々が続いてしまう。
ここで一旦呼吸を置いて、
社会に目を向けてみる。
一人メーカも可能な時代(ハードルは高いにしても)。
クラファンで資金調達もできてしまう時代。
そんな中、企業で働くことのメリットの一つはチーム力。
一人で資金調達からマーケティングから開発から販売からアフターサービスからトラブル対応までこなすのはさすがに大変。
それを分業してトータルの売上を上げていこうという、そもそもの考え方。
ただ会社を見てると、今のおじいさん世代がバブルまで引っ張ってきた。
テーマを掲げ周りを巻き込みリスクを取って市場作ってきた。
そのときに、チームに必要な人は、同じく引っ張る人ではない。
ちゃんと回せる人。
自分の意見があってもなくても、一旦抑えて上の人が決めたことをできるだけ早く大量に正確にこなす。
ということで今の時代があると見ている。
だが、時代はもう一周した。
決めて進めてきた人がどんどん引退している。
その能力も生来のものを現場で磨いているので
下手すると自覚がない。
自覚がないスキルは引き継げない。
むしろ引き継ぎを受けるような近い人は、そういう人でない。
なので、最初の話に戻る。
今の2〜30代が再び、決めて回す方にならなければならない。
ただ、先祖返りでは、面白くない。
しかも時代も変わっている。
ヘーゲルが看破したように、
上から見たら一周回って戻ってきた。
だが横から見たら螺旋状に発展。
つまり1段上がっている。
それはプロジェクト的な働き方かもしれないし
AIIoT機械学習なのかもしれない。
クラファンやマイナスのCCCを生み出す魔法なのかもしれない。
ラピッドプロトタイピング(3Dプリンタなど)で作ることかもしれない。
いずれにせよ、決めてきた人が一線から退いていく時代。
その直下で、有力な人は、回せる人が大半(決める人は戦いに負けて消えてしまっている)。
ということで、我々が決めてドライブしなければ、ならない。
その前提に立ったときに、最も大切なことは「自律」。
お話、つながったでしょうか?
キンドル本と動画セミナープレゼント
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それでは!