TOEICで200点上げる方法⑫必要十分の英文法
その方法をリアルかつ具体的にシェアするシリーズ。
リーディング、リスニング、テスト自体のコツ、勉強法それ自体など色々と書いてきました。
まだ書いていないのは文法ですかね。
これに頼っちゃうと実際の場面で話しにくくなっちゃうので注意が必要!
どういうことかというと、
英文法って日本語で学びますよね?
ということは話す時/書く時に頭の中で日本語が飛び交ってしまう。
そうすると初動が遅れてコミュニケーションが難しくなる。
やっぱり英語は英語で考えて、
日本語は日本語で考えるようにしたほうがいい。
大学の教授も、英語を使う時は
その時用(英語用)の頭があって
そこを使うというようにおっしゃられていた。
これってものすごい本質的な話で
例えば人とお話するときに
日本語ベースの対応だと、
①英語を聴く
②日本語に翻訳する
③日本語で意味を理解する
④日本語で返す内容を考える
⑤日本語から英語に翻訳する
⑥文法などから英語の意味が伝わるか反芻する
⑦納得できたら英語を口から出す
なんと7ステップもかかる!
これを英語ベース(英語脳)での対応ができると
①英語を聴く
②英語で意味を理解する
③英語で返す内容を考える
④納得できたら英語を口から出す
と4ステップまで減る!
ステップが減るだけでは、ない!
翻訳って脳内のメモリーを相当使うみたいで
翻訳しながら、
次に話す内容を考えたり、
相手の表情や動きを読み取るのって
かなり大変。
一時的にはできても、ずっとやるのはめっちゃしんどい。
聞いただけの話ですが
プロの通訳でも長丁場になると複数人が準備し、
入れ替わりながら対応されるとか。
ということで、
日本語がどうしても頭に出てしまう
英文法っていうのは極力使わない方がベターという
立ち位置にいます。
ただし!!
なんですが、特に文章を書く時に
文法の知識が全くないと辛いことも事実。
特に論文を書く際などは書けないと通らないし、
メールレベルでもあまりに破綻していたら意味が伝わらない
実際のコミュニケーションなら
相手との関係性(与えられるメリット)があれば
拙い(つたない)英語でも相手がフォローしてくれます。
ということで最低限の英語に文法は逃れられない。
細かい文法は専門書に譲るとして、
ここで英語を使う立場として認識しておかないといけないことは
英語は「語順の言語」ということ。
日本語は「てにをは」があるので
語順が順不同でも意味は伝わる。
↓
「てにをは」が日本語にはあるので
意味は、語順が順不同でも伝わる。
まぁ拙さとかわかりやすさとかあるけど
そういった特徴がある。
それに対して英語は語順が変わると
「意味がわからない」。
I send him the book.
the book him I send.
ほら、意味不明でしょ?
この感覚が腹落ちしないと
英語も日本語感覚でとにかく単語を口に出してしまって
文章になると意味が伝わらなくなってしまう。
語順にのってる意味、とか、
それを自分で使えるようになるためにどうすればいいか、
ということは、先日も紹介しましたが、この本が最強だと思う。
「ハートで感じる」ことで、
英文法の知識を頭に入れたのにも関わらず、
話す/書くときに邪魔になりにくい。
本当によく出来た内容なので
英語に少しでも興味がある日本人全員に強くおすすめしたい。
ということで今日は文法のお話でした。
キンドル本と動画セミナープレゼント
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それでは!